40歳からのブログ SWの日常

ソーシャルワーカー備忘録。いわゆる雑記。

人の脳の成り立ちについて 脳の性別化の過程

以下、自己学習のため転記禁止

ヒトの性別は、受精卵が成長する過程において、第23番目の性染色体であるX染色体とY染色体の組み合わせによって決まる。

性の決定は受精期に行われる。受精卵の性染色体がXXの組み合わせの時には女性、XYの組み合わせの時は男性になる。卵体期は、受精から2週間までであり、その間に受精卵は子宮に着床する。胎芽期は受精3週から8週までである。胎児期は第9週から40週までであり、この期間に人間らしい形態がはっきりしてくる。 性染色体の組合せにより身体の性が決定される。 その後、成長過程におけるホルモンの作用により脳の性分化が起こる。

脳はもともと女性の脳として作られていて、染色体がXXであるとホルモンの分泌がなされ女性化が進む。しかし、染色体がXYであると精巣が形成され、テストロゲンという男性ホルモンと抗ミュラー管ホルモンが作られ男性化が進む。テストロゲンは、男子の第一次性徴の発達と第二次性徴の発生に関与し、抗ミュラー管ホルモンは将来子宮などに発達する組織を退化される。こうして身体の性分化が進んでいくのである。 脳も男性ホルモンが大量に分泌されることにより男性の脳になっていく。

脳の性分化と行動の男性化に必要なアンドロゲンの分泌は、アンドロゲン・シャワーと呼ばれる。アンドロゲン・シャワーを大量に浴びることで男性化が進み、それは妊娠8週目頃から始まり16週あたりからピークを迎える。

生後6か月までに再びピークが訪れ、ようやく脳の性分化が完成する。

脳の性分化は脳の男性化であり、脳の脱女性化でもある。脳における性分化のプロセスは以上である。 身体だけでなく、脳の構造にも性差は存在する。形態的に見ても女性の脳梁膨大部は男性に比して相対的に大きいことがよく知られ、また、機能的に見ても、男性の方が大脳半球の側性化の度合いが強い。このような差異があるために、一般的に空間認識能力は男性の方が、また言語知覚能力は女性の方が高いとされている。